2013年12月27日(金)
〜きんとん〜
栗原はるみさんのレシピ本、『haru_mi 冬』2013の中で、おせち料理がいくつか紹介されてます。その中に、【きんとん】のレシピが掲載されてます。
「市販の栗の甘露煮が、私には少し甘過ぎるので、だったら入れずに作ってみよう!」と、栗原はるみさんの言葉が記載されてました。
栗を使わずに、さつまいもだけで作る【きんとん】、栗原はるみさんのなるほどアイデアレシピです。
★実際に作ってみました!!★
さつまいもの種類も沢山ありますよね。
私は、アクが少なく変色の少ないという、金時いもで作ってみました。
<見た目>
レシピの指示通り、くちなしの実も一緒に煮ました。
色鮮やかで、きれいに仕上げるには、必須なんだとか。
たくあんを作る時にも使うようです。
私は、くちなしの実、初体験でした。
くちなしの実ってすごいんですね!
煮ている間に、みるみると色鮮やかな黄金色に変わります。
きれいに仕上がって、さつまいもだけで作ったとは、気が付かないほど。
「栗」と見間違うような仕上がりになったと思います。
でも、さつまいもを栗らしく切る(削る)点が、結構、難儀でした(^_^;)
「栗ってどんな形だった?」
「どう削ると、栗に見える?」
と、思いを巡らせて作ったのですが・・・作ってて気が付きました!
煮てる間に、さつまいもの角がとれて、自然と栗のような形になるということです。
それほど神経質に削らなくとも、栗に見えたのかもしれません(^_^;)
<味>
今回、レシピ通り作ると、とても甘く仕上がります。
私は砂糖をレシピより10g減量して作りました。
それでも、やっぱり甘く感じました。
お正月料理なので、日持ちのことも考慮してのことと思いますが・・・
栗の形に見立てたさつまいも(栗の部分)は、ちょうどいい甘さでおいしかったです!
問題は、餡の部分が甘くなり過ぎることです。
このバランスをちょうどよくする方法があればよいのですが・・・。
<食感>
栗の部分の食感は、少しやわらかいです。
栗の甘露煮のような表面のかたさが、さつまいもにはありません。
改めて、「さつまいもだな」と気付かされます。
栗の方が歯触りがあって、まわりの餡と対照的。
食感では、栗の方が良いように私は思いました。
<感想>
栗の甘露煮は、結構なお値段がします。とくに、国産ものはお高いですよね。
なのでこの様に、さつまいもだけで作るのも、ありがたいと思いました。
また、餡を裏ごしする必要がないところも気に入りました(^O^)/
【栗きんとん】ならぬ、【さつまいもきんとん】オススメです♪
続きはこちら
<材料> 作りやすい分量
さつまいも...1本(正味340g)
水...1と1/2カップ
砂糖...100g
くちなしの実...1個
<作り方> 調理時間30分ほどPT30M /
1.さつまいも(1本正味340g)は、皮を剥いて3�p厚さの輪切りにし、両端の細い部分は半分、太い部分は4等分にしてから、むき栗の大きさに丸く20個ほど形作ります。削った部分と分けて水にさらしてアクを抜きます。
2.くちなしの実(1個)は半分に割って、茶葉用パックなどに入れます。
3.鍋にさつまいもの削った部分、水(1と1/2カップ)、2のくちなしの実を入れ、蓋をして火にかけます。煮立ったら弱火で約10分煮ます。
4.3のさつまいもが、やわらかくなったら、砂糖(100g)、むき栗形のさつまいもを加え、さらに蓋をして約10分煮ます。
(私は、砂糖を10g減量しました)
むき栗形のさつまいもがやわらかくなったら取り出し、くちなしの実も取り出します。
5.弱火にかけたまま、鍋に残ったさつまいもをなめらかになるまで混ぜ、ゆるいくらいで火を止めます。
(私は、マッシャーを使ってなめらかにしました)
6.取り出したむき栗形のさつまいもを鍋に戻し入れ、軽く混ぜ合わせて容器に移して、【きんとん】の出来上がり
≪追記≫
翌日、食べたら栗の部分の食感が栗に似た食感に落ち着いてました。冷めたことで硬くなったようです。
ますます、【栗きんとん】に似てきました!(^^)!
●栗原はるみさんのレシピ本、『haru_mi 冬』2013を参考にして、自分なりに作ってみました。
■■■ 栗原はるみさんの他おせちレシピ ■■■
【黒豆】 ⇒ レシピはこちらです
【松風焼き】 ⇒ レシピはこちらです
【ごぼうの肉巻き】・【きくらげと大根のなます】 ⇒ レシピはこちらです
(お弁当のおかずで紹介されました。おせちにも良いと思います)